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地震の翌日。


原発の危険区域が10キロだと報道された。

でも、

「原発の危険区域は10キロ圏内では済まされない。
原発から離れた実家も被爆の危機エリアにはいることになるだろう。」

という情報が入ってきた。


「混乱が起きる前に避難か、店頭から消える前に昆布を!」



新たな心配と恐怖が襲った。


           ・・・家族が被曝っ?!



まだ公式に報道されているわけでもないし、
その情報も定かではないし、
誰かの過剰な意見に煽られたように騒ぐのもどうなのか??と思ったけど、


でも、知ってしまった以上は伝えないといけない気持ちになった。

少なくても心の準備をしておいてもらおうと母に電話をした。



私「あのね、今、いろんな情報がきてるんだけどさ、

まだちゃんと報道はされていないけど、会津の方も被曝する可能性あるっていうんだよね。

だからさ、

せめて、スーパーから消える前に、昆布!昆布いっぱい買ってさ、んで毎日食べてね!!

そして、逃げる準備もしておいてよ~」



しかし、


「あのね~、

これまでの人生もさ、も~いろいろいろいっろなんだかんだと危機があったわよ。

だからそんなもう、原発がどうとか、いちいち神経使って対応してらんないわ。


昆布だなんだってそんなめんどくさいことしてるほうが余計頭も体も疲れておかしくなっちゃうわ。

もう、そんときはそんときで、あとあきらめるからいいの。

だいたい、今回の地震の時だって、激しい揺れにもうダメかと思ったけど、もうそれもそれよとあきらめてもいたし。」




                ・・・・・


                 




この母の意外な反応にびっくりもしたけど、


         なんかあたしはやたら安心した。

人間究極は
どんな「状況」になるよりも
そんな「心境」になることが幸せと不幸せを決めるんだ、、と思うと、


開き直って覚悟きめてる状況、、


そんな母に何か「安心」というか、、


私に、「恐れ」よりも、「受け止める覚悟」の様なものができてきました。





それから数日の間。


私のところには続々といろんなメールや情報が飛び込んできた。



先日の記事にも書いたけど、

フランス人の友達ふたりから同時に

「今すぐ日本を出て、家族連れてうちにこい!」って連絡が来た。


  「そんな気持ちがうれしい~(涙)」


     ・・・・って、前回の記事のテーマ上、そこを書きましたが、
実際、そのメールを受け取ったときは




        本気の恐怖でした。




・・・・?!西に行くとかそんな問題でなく、日本を出なきゃいけないレベルなのっ!!?? 


しかも、フランス人って個人個人が社会問題などに詳しい国民。。。
フランス人が言うってなんかすごく説得力ある。。。


やっぱ、日本政府はいろいろ隠してるけど、海外メディアのほうが真実を伝えているのかっ??



あれっ?そいえば、

この2人のフランス人って何者だっけ?


 

        あ・・・。




            大学教授とお医者さん・・!


いたずらにメディアに煽られて私に言ってるとは思えない・・。


しかも、ただの「アドバイス」でなくて、

「家族ごとうちに避難していいぞ!」ってその最高級の優しさ・・
かなりの緊迫危機状況・・・!?

(だってたとえば、自分が被災者を自宅に受け入れたいっ!て、思うとしたらそれだけ緊急かつ重大な状況の人だと認識した時だよね。)



自衛官からの情報。

原発に詳しいという人からの情報。

実際に国外脱出のために香港線などが満室だという情報。

いろんな立場の人からそんなものがどわーっと続々と日々情報がよせられた。


沢山の人に、東京をとりあえず出たほうがいいとアドバイスされた。


東京に住んでいる私はかなりの危機的心境に陥った。


東京でもこんな状況って、、福島県内の会津は・・。



        ・・本当に被曝?!



こないだもちょっと心配したけど、でも、本当にリアル感が湧いてきた。



怖くなった。


そんなはずはないと思う事が起こった今日を思うと余計に怖くなった。



         やっぱり、そんな恐怖から守れるなら守りたい!



こないだの母の対応も思いだすと、家族は絶対に動かないだろうと思ったけど、


でも、実際に新聞テレビでの報道がこれほどまでにされてる現実をみれば気が変わってるかもしれないと思った。


むしろ、もう十分に表の報道だけでも恐怖心に駆られて、避難モードになっているのかもしれない。


とにもかくにも、
これだけ自分がたまたまいろんなところから情報をもらって、
自分がおびえている状況なのに家族に働きかけない自分も嫌だったので



もう一度だけ話してみようと電話してみた。





今度は父が電話をとった。




私 「ほんとーに、ほんとーに、いよいよ原発危ないらしいんだよぉ!!
  
   ガソリンあるうちにいまのうちに避難を考えてみようよ!」



父 「会津は大丈夫だ!(やたらの自信)」



私 「だって、東京ですら危ないからってみんな疎開したり、国外まで脱出してるんだよ!」



父 「今こっちにまで被災者が流れ込んできて、 避難所ができて2000人受け入れてる。

いま仲間の家で10人受け入れることになったとこだ。

うちも、今みんなで避難所に米を出してきたところだぞ。」




父「で、今、これから、米がなくて困ってる東京の米屋に直接米届けに行くところなんだ!」




      はっ?!



どうやら、今東北は流通がすべてストップしてしまったので、
米が空っぽになって困ってる東京の米屋さんに直送するらしいのだ。

4トントラックリースして、東北道を迂回して下道で配送するという荒技に乗り切ったらしい。




私 「ガソリンも危ない、、ってこないだ憂いていたのに?ガソリンどうするの!?」
   

父 「緊急用に備えていたガソリンがあったんだ。なんとか東京往復できるだろう。」



・・・


 ・・・父上、それは避難というものを完全に捨ててるということですよね。
父上にとっては今が緊急事態なんですね。




父 「生き残ってる人間を生かさなきゃいけないんだ! 」





「被曝したときは、そんどきはそんどきだ!

こっちは、逃げるとかそんな話じゃないんだよ。

どう生かすかだけなんだ!」






生きながらえた被災者を食と生活を助けることで生かし、

米屋さんの生計をたててる米を送る事で生かし、

米に飢える東京の人を生かし、

もちろん、米を売る事で生計をたてている自分たち家族をも生かす事。



どんな状況にあっても、

父はただ、平和なときと変わらず

自分の使命を果たす事しか考えていなかった。



実際に東京に米を配送してた弟にも、道中心配なこともあって電話をした。


弟も全く同意見で逃げる気も恐れもない様子だった。





「あんな命かけて原発の収束にがんばってる人等がおるのに逃げられるか!」

「俺らも目の前にある自分の仕事するだけじゃ~!」






もちろん、会津は原発から100キロ超えの場所。
ただ本当に被曝の可能性がないと全面的に信じてるだけ故の発言なのかもしれない。



でも、

すべては、価値観、生き方、信念、哲学・・・そんな問題なのかな~って思った。




うん、この「確実」・・でなくて  

「可能性」「かもしれない」という状況の時に人間のこういうものが見える時、
向かい合わされる時なんだろうなって思った。



命を守ることだけが人生の最優先事項じゃないんだなって思ったら、


逃げさせたりするほうが、父を不幸にすると思ったら、


あたしはもう、彼らの考えをリスペクトとしようと思った。


わたしも何が起こっても受け入れようと思った。





本当に彼らにとって「被曝の恐怖」はまったくもって敵ではなかった。



うちだけでなく、

友人の家族も「実家の両親に逃げろといったら怒られた」という話もよく聞きました。



戊辰戦争の時も忠誠を尽くし、最後まで女子供も戦ったという会津魂なのでしょうか。


ともあれ、


家族にとってこの状況が「恐れ」でないのなら、私も「恐れ」を持つのはやめようと思いました。


もつのは、何が起こっても受け入れる「覚悟」かな。




原発の問題はまだまだ深刻。


原発の問題が収束しても、福島県及び周辺県の農作物は生産・販売において大きな被害をうけるでしょう。



でも、あたしはなんか信じてる。

最悪の最悪にはならないと。


この世で一番強いのはきっと人間の強い意識と精神力。


戦時中は大国アメリカも、この日本人の精神力に恐れをなしたという話はよく聞く。





「恐れ」を捨てて、「愛」をもって立ち向かう強い精神力がある限り、



        家族も、福島も、東北も、日本もきっと踏ん張れる・守られる!!






            信じてます!










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