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                          ヨシイさんの家の庭のバラ
→前回から続いています。今回で終わりです
最後も負けずに長編です


13回忌のヨシイさんの法事。
実はHさんと一緒に出席したのでした。


Hさんとはヨシイさんが亡くなって4年後ぐらいに再会したのです。


オーストラリアに1年、その後東南アジア周遊の旅半年、、1年半の夢の海外生活を果たしてちょうど日本に帰ってきて直後、ヨシイさんと仲いい友達でもあるサークルの先輩の結婚式の招待状をもらった。

旅を終えて直後まさにいちばん貧困の時!


当時帰国して実家の会津に身を置いていた私には、名古屋の結婚式場に向かう交通費だけで気が遠くなりそうだった。

正直ちょっと迷ったのだけど、ありがたくもその結婚式は会費制!
しかもその時期は青春18切符をつかえる時期。
どうせ朝まで飲むだろうから、朝始発で帰ればホテルもいらないだろうし、、まあなんとかなるだろうと参加を決めた。(普通だったらなんだかんだで10万ぐらいとんじゃうから無理でした

しかし、社会人になった先輩達はもうそんなに元気なわけもなく結婚式のあとの同窓会的飲み会は早めのお開き

・・まあ、ファミレスあたりで始発を待とうと思っていたら、


「ミキちゃん、わたしのベット広いから寝てっていいよ~」とやさしい言葉をかけてくれる人がいた

それがHさんだったのだ。


Hさんは憧れていて好きな先輩だったけど、個人的な交流は特にない関係だった。
そんなわけで一瞬迷ったけど、声をかけてもらったのがうれしかったので甘えることにしてしまった。

そして、そのおかげでその夜はじめてHさんとゆっくり話ができることとなり、
今に至るまで個人的な交流が始まるきっかけとなったのです。


ワーホリ帰りだったこともあって、その話になると、Hさんも海外やワーホリに興味があるということが発覚!
それで、そんな共通の話題もあったことからどんどん繋がって、

Hさんが東京にいるときは何度が飲んだり、
札幌にHさんが帰ってからも実家に遊びにいったこともあったし、去年は愛馬との日本行脚の道中、札幌に行ったときにも一緒にご飯を食べたりもした。
今回愛馬が病気になったということをブログに書いたときにも真っ先に心配してもらって電話やメールをもらったりもした。

しかもHさんはなかなか人に理解されない気持ちを理解してくれるという友人として貴重な存在ともなった。



改めて考えるとなんか不思議。



ヨシイさんに誓った夢(海外生活)を果たした直後、
大学の先輩(ヨシイさんの友人)の結婚式をきっかけに、Hさんと繋がった・・

(余談ですが、しかも、私と会ったことをきっけに、Hさんも密かな夢であった海外に飛びだった。(Hさんはワーホリの年齢制限25歳までと勘違いしててあきらめかけていたのです。)


うん、不思議。


ヨシイさんの計らいなのかな・・・とは思わずにいられない。


ヨシイさんが亡くなってから、ヨシイさん家族とHさんはしばらく家族のように交流することとなったのだけど
それもまた、ヨシイさんの計らいな気がする。


ヨシイさんを愛する人たちが、ヨシイさんが亡くなった後、それぞれ繋がりあってきた。


今回の法事に出席できたのも、
ヨシイさんのご家族に招待されたHさんに、さらに私たちも誘っていただいたからなのだ。


12年前の告別式の時にはこんなこと想像もできなかった。




3人でレンタカーで群馬のヨシイさんの実家に向かった。


ヨシイさんの実家に着くと、バラが庭一面を彩るように華やかに咲いていてうれしくなった



   このバラは、ヨシイさんが亡くなる数週間前の母の日に、ヨシイさんからお母さんに贈ったバラなのだ。

お母さんはそのバラを庭に植えてみたら、どんどん増えて増えていったのだという。


今年は枯れてたらどうしよう。。

とちょっと心配だったのだけど、今年も元気に咲いていたのでホントにうれしかった。



12年経った今もこうやってエネルギッシュに咲いているってホントにすごいと思う!!


バラってこんなに繁殖力が強い植物なのかな?



ヨシイさんの想いを表しているように見えた。


  思いっきり、力強く、華やかに咲いてるのは、そう生きたかった彼の想い。
  美しく庭を彩り、エネルギッシュに咲いている様は家族を元気づけて支えたいという彼の想いのように感じた。


そのバラにヨシイさんの存在そのものを感じた。



家の中にはいり、愛馬と一緒に仏壇にお線香をあげた。



仏壇に飾られた数枚の写真を見て、

「あれっ、ラグビー部だったんだね!」と愛馬がいった。


私はとくに気をとめたこともなく、勝手になぜか剣道部だと思いこんでいたw。
ラグビー部だった愛馬はすぐ写真のラガーシャツの軍団に反応したのだった。


ラグビーという熱いスポーツを自分と同じようにしていたことに愛馬は親近感をもったようだった。


ヨシイさんも愛馬に対して同じように感じてくれたらうれしいなと思った。


生きてるヨシイさんに彼を紹介したら・・・と想像してみる。
ヨシイさんは自分と同じスポーツしていた男というだけで
「うん、ヤマダ、いいぞ!」っていってそう~と、ひとりでクスリとする。(笑)



法事の会食で、ヨシイさんの思い出をお母さんとお姉さんに話した。
笑ってさらりと話したかったのだけど、どうしても泣いてしまう私

そんな自分が恥ずかしいような、ご家族にも申し訳ないような気持ちになってしまうけど、



「そんなふうに思ってもらってありがたいです。
大学時代のことはほとんど知らないから、そういう話を聞かせてもらえるとうれしいわ」
とお母さんがいってくれて救われた。


たしかに、群馬から遠い愛知に住んで、おまけに母親となんて用事があるとき以外は話もしないであろう時期。

亡くなってからいろいろと息子のこと知りかっただろうな。

ヨシイさんが亡くなってから、ヨシイさんとの思い出や感謝をご両親にあてて手紙を書こうと思ったこともあったけど、結局書かずじまいだった事をちょっと後悔した。




最後に実家に戻ってもう一度線香をあげた。



その時、居間にある別のヨシイさんの写真を見つけた。

それはHさんと一緒に東京ディズニーランドで撮ったという写だった。

アトラクションの写真館で撮ったのかな、ウエスタン映画みたいにカウボーイとドレスを着て楽しそうに笑ってる2人。


日付を見ると・・・



!!!!!




ヨシイさんがこの世から消えてしまうちょうど一週間前だった!


これが2人が会った最後の日だという。


こんな・・・これから起こることを知っていたかのような記念写真・・・。


こんなこんな、、、こんな最後だったんだ・・・。


こんな楽しい日のわずか一週間後だったなんて・・・



またいろんな想いがかきたてられて、
当時のHさんの気持ちや、逝ってしまったヨシイさんの気持ちを勝手に想像して、私はたまらなくなって泣いてしまった。(ほんとに、もう泣きたくないのに~)




帰りの車の中で、、、

ふと心の中によぎることがあり、ちょっと迷ったけど、Hさんに聞いてみた。



     「ヨシイさんとは、、結婚の話・・・して、、ました・・よね?」




「え、全くしてないよ。若かったしねぇ。」




・・・・・・・・・・・!!!



       「え、、してなかったんですか・・!?」




てっきり、2人の中で、そんな話をしていたのかと思ってた。

だって、ヨシイさんは、最後に私にそんな話を熱くしてくれてたから・・・。



私はなんとも言えない気持ちになって、息が詰まりそうになった。
そして自分でもびっくりするぐらいに涙が止まらなくなった。



こんな話はするべきではないのかも、、と戸惑いながら、

言うのは正しいのかどうかと躊躇もしたけど、

でも、時も過ぎたし・・・、

なんとなく、いわなきゃいけないような・・・、


ヨシイさんに「伝えてくれ」と言われてるような心から湧き上がる「なにか」も感じて、それを伝えた。



「ヨシイさんはHさんとの結婚のこと話していましたよぉ」


こんなこと今さら告げても、せっかく穏やかになったヨシイさんへの悲しみがぶり返されてしまうのではないか、
余計なことだったんじゃないか、、

言った後にもちょっと戸惑った。


助手席に座っていた私は、後部座席に座っていたHさんがどんな顔をしていたかはわからない。



でもHさんとちょっと会話を交わして、わかったことがあった。


そうなのだ。


ヨシイさんは、そういうことを不用意に発言するような人ではなかった。
自分のなかで密かに暖めて、暖めて・・・そして然るべき時期に、びしっと決めるような人だった。



これから仕事を辞めようとして不安定な状況になろうとしていた状況で、
そんなことをHさんに言うわけがないのだ。





以前、愛馬と別れようとした時のことを思い出した。


まさに決断しようとしていたときにたまある人に出逢い、そのことを相談した。

ひとしきり話をした帰りの電車で、



「ミキちゃん、ラグビーってどんなスポーツだか知ってる?


ラグビーってね、

最後まで必死ボールを守り抜くスポーツなんだよ。



・・・僕は、彼は最後まで必死でミキちゃんを守り抜いてくれる人だと思うよ。

 きっと。」


そんな力強い一言に、思わず涙がボロボロとこぼれ落ち、そしてそんな言葉もきっかけとなって愛馬との別れを思いとどまることとなったことを思い出した。(単純でスイマセン・・



同じようにラグビーをやっていたヨシイさん。

確かに、彼もそんなやさしいけど、そんな強い男気を感じる人だった。


そして、ラグビー部とは思えない小さな体をしていたヨシイさんは、
体が小さい分、きっとその精神たるはもっと大きかっただろう。


会社を辞めてバイクの整備士を目指して専門学校に行こうとしていたのも、
きっと自分のやりたいことのためだけではなくて、
今苦労しても、今しっかり手に職をつけることが長い先の将来Hさんを守ることになると考えついたから、、、

だから、それならなるべく早く動こうと、動き始めたのかもしれないなぁと思った。


あの夜から遅くても3ヶ月以内に、専門学校のパンフレットをとりよせていたヨシイさん。
そんな急速に動き始めていた事実を知ってびっくりしたけど、
ひょっとしたら、あの夜口に出すことで想いが固まり、早速動きだしたのかも・・。



Hさんを守り抜くために動き出していたんだろうなぁ。




・・・また勝手に妄想が飛躍して、ヨシイさんの無念さを想うと涙が止まらないあたしだった。



帰りの車の中では、次々とこんないろんな事が頭をよぎって

「あたし、どうしたっ?!」って思ったけど



ふと・・・

これは私の勝手な妄想ではなくて、

ヨシイさんが私の口を借りてHさんに伝えたかったのかなぁ、、とも思った。



そして、


きっと今までは無念すぎて、悔しすぎて言いたくなかったんだけど、



      「一生守るつもりだったんだよ。でも守れなくてごめんな。」


ってHさんに伝えたかったのかな、、って。


そして、それをHさんに伝えることで、ヨシイさんが自分の状況を初めて受け入れたような気もした。


今まで、上空から私たちを引き合わせたり、いろいろとHさんを見守ってきたのだけど、


自分はもうHさんを幸せにはできないことを。。



ほんとに素敵な女性であるHさん。
もったいないことに、今も独身であるのはヨシイさんの解消されない想いによって阻止されているのでは・・?
なーんて思うこともあった。


いつまでも23歳のヨシイさん。
かっこいい男気はもっていても、・・・でも、幼い男のワガママが抜けきれてないままだったのかもしれないね。


でも今回、13回忌に私たちに揃って会って、これを機にヨシイさんが自分に区切りをつけたような気もした。




法事の翌日、真の彼の命日の5月23日。


・・・私は空に向かって祈った。



「Hさんを幸せにしてあげてくださいっ!!
ちゃんと、私が責任持ってヨシイさんに準ずる人かどうか審査しますから~!!
でないと、もうヨシイさんのこと嫌いになっちゃいますからね~!!




そして、隣で平和に大の字で爆睡している愛馬を見て思った。

当たり前のようにあと何十年も一緒に過ごせるかのような話をしているけど、


愛馬の身にはそんな悲劇は絶対に起こらないなんて保障は全くない。
(とくにこの人病気の多い人生だし・・



今の一瞬一瞬を大切に、
ひとつひとつのことを大事に
常にこの人に対してベストな自分でいたいなぁ・・と思いました。



来月からまた旅が再開します!


その前にヨシイさんに会えたことで、世界を見る姿勢に喝がはいりました。
10年前、オーストラリアに飛び立つ前にヨシイさんを訪れたときの


     「1を見て10吸収してやる!!」

って気持ちがよみがえってきました



今できることに感謝して、
今一緒に過ごせる人に感謝して、

しっかり地球の大地を踏みしめられることを感謝して、


来月から「チキュウヒトマワリ」再出発します!!



ちなみに、ロシア→シリア→レバノン→トルコ→ギリシャ→(一旦帰国)→ヨーロッパ周遊の予定です!!



ヨシイさん、ありがとう~!!




長編最後までおつきあいいただき読んでくれた方、本当にありがとうございます☆
やっと書き終えて、ずっとモヤモヤしていたのがすっきりしました。
実は、これを書いてるとき、何故か何度も途中でパソコンが落ちちゃって、何度か書き直していたのです。
(ホント、全部書き終わる寸前で、ブチっ!が2回も!!)
ふつうだったら、もういいやって辞めちゃうのに・・。ここまで書いてしまったことに自分でもびっくりです。
書き直していると、当初書く予定のことと違う内容になったりもしていたので、
1回目の内容はヨシイさん気に入らなかったのかな?(笑)

そんな意地悪しなくても、私はあなたのことを一生忘れませんよ


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