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      India 2005 068
                          僧侶の多いダラムサラの街

今回のダラムサラ訪問のもうひとつの目的。
それは再会。
何人か再会したい人がいました。


そのうちの1人は、
「とても会いたいのだけど、、、捜したくはない・・」

そんな人なのです。

それはこの村に住み、当時カフェで働いていたチベット人の青年なのだ。


回想シリーズまだまだ続いちゃいます。
毎回がっつり長編ですいません!

ダライラマが住む場所として有名なので、ご存じの方多いと思いますが
ここでちょっとダラムサラについて説明したいと思います。


チベット本土は中国の占領支配下となり、宗教活動が著しく制約され、仏教を本格的に学んだり修行できる環境でなくなった。そこで、1959年、ダライ・ラマ法王が仏教をはじめとする純粋なチベット文化を自由の地で守り伝え、他日を期そうという悲願を込めてインドへ亡命し、約10万人のチベット人がその後に続いたのだ。

その時、ネルー首相がチベット亡命政府の拠点として用意した場所がダラムサラなのだ。
ダラムサラに程近いカングラ谷間は、2700年前から仏教と深い関係のある土地だったらしい。

現在、ダラムサラは、ダライラマ法王の指導下、6000人以上のチベット人が住み、チベット仏教文化の拠点となっている。また、チベット亡命政府の各省庁の他、チベット文化の中枢地となっており、リトルラサ(チベットの首都)と呼ばれてる。



2005年
いまでこそ、チベットの暴動があったり、「フリーチベット」と世界中で叫ばれていたりして、
チベットの現状が世界に報道されているが、
当時はそんなにニュースや毎日の生活で触れる機会もなかった・・・という言い訳ですが、
あたしは恥ずかしながら、チベット問題について全然知らなかった。

勝手に穏やか山の街を想像していた。

ほんとに、こんなこというのも申し訳ないのだけど、
このダラムサラの街にチベット人がたくさん住んでいるのも、
チャイナタウンとかリトルイタリーとかそういう類だと思っていたのでした。


2005年のダラムサラではチベット人と出会い会話をする機会が多く
彼らから生のチベット情報をきくことができた。

それがわたしがチベット問題との出逢いでした。


そして、それは、聞いて耳を疑うものでした。


中国の支配状況は想像を絶するものでした!


街中に盗聴器やスパイなどがばらまかれていて、政治や宗教など、完全に言論の自由を奪われているとのこと。
そして、見つかったらすぐに中国政府に連行・投獄・拷問されるとのことだ。

わたしは、全然信じられなかった。
彼らの無知な日本人への冗談かと思った。
半世紀以上も前の世界大戦時代ならともかく、なぜこの21世紀のこの時代にそんな国が存在しえるのかっ!

そんな気持ちのあまり、彼らに何度も冗談でしょ?と聞いてしまった。

だって、しかも、話し方もめちゃ穏やかなんだもん!!


そして
「僕の父やと母親は中国人に殺されたんだ」と聞いてまた耳を疑った。
同席してたもうひとりのチベット人も「ぼくんちもだよ」と。

           は?


またしてもそんなに重い感じの発言でもなかった。

だから、こんどこそ、冗談なのか・・と思った。
どうリアクションしたらいいか困った。


「さぞかし中国人がに憎くて憎くて仕方がないでしょう。。。
 そんな中国人のことをどう思ってるの?」


なんて思い切って聞いてみた。


すると、


なんと・・・


「憎んでるのは中国政府だけだよ。中国人は憎んでいないよ」



私は唖然とした。


まさに、「罪を憎んで人を憎まず・・」ということなのだろうか。

もう一人の同席してたチベット人も首をうんうんと縦に振った。


なんてこったい・・・。


ショックだった。


これがチベット仏教の力なのか・・


中国人が武力や政治などあらゆる手段でチベット人を支配しようとしても、
彼らの心だけはいかなる弾圧や拷問をもってしても決して支配できないと思った。


人間の心の強さというものを見せつけられたのでした。




チベットの悲惨な現状を抜粋します。
この機会にチベット問題を改めて考えてみませんか?


独立国家であったチベットは、1949年に口火を切った中国の侵略で、戦闘によって人命損失の危機にさらされた。
続いてすぐに、共産主義イデオロギーと文化大革命(1967- 1976)に代表されるような計画によって、普遍的な自由さえも失ってしまったのだ。

中国の占領と弾圧の政策は、チベットの国家としての独立、文化、宗教性、自然環境の破壊を引き起こし、人々は基本的な人権まで奪われている。
再三再四、国際法を犯す中国のこれらの破壊行為は注目はされているが、未だに罰されることなく繰り返されている現状なのだ。

具体的な状況(いくつか抜粋)


•中国共産主義イデオロギーに反するような意見はどんな表現であっても、逮捕の対象となる。

•中国政府は、ダライ・ラマ法王に対する忠誠心、チベット民族主義、およびあらゆる反対意見を組織的に覆い隠している。

•チベット人は、恣意的な逮捕・拘禁をされている。

•国際の拷問等禁止条約に矛盾しているにもかかわらず、中国の刑務所や拘置所では、今でも拷問がはびこっている。

•チベット人女性は、不妊手術・避妊・中絶手続きを強要する対象にされている。

•政治的理由による投獄率が、その他の中国支配下の他の地域に比べ、はるかに高い。

•強制収容され、詳細な拘留理由も明らかにされることなく、失踪を余儀なくされるケースが続出している。

•70パーセント以上のチベット人は 「チベット自治区」に住んでおり、現在、貧困線(最低限の所得水準)以下の生活をしている。
(さらに詳しく知りたいはこちら。


そんな状況故、現在も老いも若きも、中国支配のチベットから毎年2,000人以上が脱出し続けているのだ。
そして何千キロにも及ぶヒマラヤ山脈の壁を越えてなんとか中国を脱出できた人たちは、チベット亡命政府の難民収容センターに保護されている。

途中で中国人の看守に見つかって殺されたり、囚われたり、
極寒の山超えの道中に息絶えてしまう人も多いらしい。

無事に山越えをしてきたとしても、長期にわたる雪道を歩いてきたために凍傷による足の損傷がひどく切断をよぎなくされる人たちも多いという。(詳しくはこちら

この日も、3,4ヶ月かけてヒマヤラを越えてきた4歳のちいさな女の子が難民収容センターに無事保護されたと聞いた。


なんと気持ちを表現したらいいかわからない。

チベットの情勢にショックを受け、
チベット人の凄まじい精神力の強さに圧倒された。

世界にこんな国があったなんて。
こんな民族がいたなんて。

2005年私は初めてチベットの状況を知ったのでした。



つづく→






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