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      India 2005 180
                            ダラムサラの街

前回の日記の「上を向いて歩こう」を熱唱したカフェ。
今回の旅で行きたい場所のひとつだ。
滞在中にまた前回のようなライブがあれば最高だなぁ(あ・・もう歌いませんょ

実際今回客引きに連れて行かれた宿もたまたまこのカフェのほど近くだった。

そんなわけで、早速夜、ちょっと一杯お茶でも飲もうと行ってみた。
しかし、もう閉店したあとだったみたいなので、
ライブ情報だけ聞いて、またその日に出直すことにした。

(あ!今日も長編の予感ですよー!
India 2005 129 カフェの看板。霧がすごい~!!まっしろだっ!


そして、月曜日・・楽しみにしていくと・・・・・え?!誰もいなかった。

あの日の賑わいはぜんぜんなかった。なんなんだっ!??
残念だけど仕方がない。

ただお店の中は変わってなくてたまらなく懐かしい思いになった。


食事をして店を出たあと、愛馬はさっさと寝たがっていたので、
WIFIのあるカフェでネットでもしようと1人パソコンをもって出かけた。

しかし、そのカフェは閉まっていたので、
宿への帰り道の途中にあるこのカフェに再び立ち寄ってブログを書くことにした。


ずっと書いてたら、店のにいさんが何度か寄ってきて話しかけてきた。

それで、昔、このカフェで歌った話をした。

なぜかそのときのダラムサラの写真がパソコンに入っていたので、
にいさんに私がこのカフェで歌った時の写真なんかをみせたりしていた。
にいさんは大喜びだった。

それに付随してその後にこのカフェであったドラムイベントの時の写真もみせた。
すると、

「OH MY GOD!!」

とうなだれるから何かと思ったら、
ライブの写真に写っていた男、、、インパクトある人だったので私も覚えていた男だったのですが、
なんと、彼はイベントのあとに殺されたらしい!!(ケンカのはずみだったらしいけど・・)
んで翌朝遺体で発見されて大騒ぎだったと・・


ひえ~


今回の旅で2度目だ。
知ってる人が殺された、、というのは・・  タラリ・・

しかも、こんなにPEACEな街で!!
殺す、殺されるなんて自分には無縁の世界だと思っていたけど、
これから旅をする上で巻き込まれないように・・と気が引き締まります・・


そのほかにも、「あー、こいつ知ってるよ」「この人はね~こんなことがあってさ~!」と
いろいろ写真で話が盛り上がった。


すると・・


スライドショーでイギリス人の男の写真が出てきたときに
「まって!」と、止められた。


私がデリーとそのイベントの前に遭遇して、
彼のおかげでその後に遭遇したチベット人(純一)についていけてこのカフェにこれたという男だ。


「僕は彼のことを知ってるよ」と。


え?マジでっ?


さて、

ここで、話はまた2005年のダラムサラに戻ります (さぁ、長いよ~!)



ミュージックイベントのあと、ここで食べたブリトーがたまらなく恋しくなって
数日後にあたしはひとりでまたそのカフェを訪れた。


すると、イベントに行く途中でばったり会ったそのイギリス人の男に
またしてもここで遭遇したのだ!!


勉強したい目的もあったので、
へたに知人に会ったとちょっと「あちゃ~」と思ったが、
あんなイベントを一緒に過ごしてしまったので声をかけないわけにはいかない。

HI!と彼の席に同席することにした。

しばらく雑談をしていたのだけど、

突然

「君はどうしてひとりでここにきたの?」と聞かれた。

勉強できる非日常的な場所に来たかったから。と説明した。

そして、彼にも同じ質問をした。

どうやらわたしにその理由を聞いて欲しかったようだ。


「ぼくは結婚してるんだ」と言った。


韓国人の子と大恋愛をして結婚したらしい。

その子はすごく独立した女性で、ウエスタン的な感覚を持った子だったのだけど、
結婚後は別人と思うほどに豹変してしまったとのことだ。
・・いわば、行きすぎた家庭の女になってしまったとでもいうのかな。

韓国は結構家族の結びつきが強くて、まだ古き風習が残るという。
その女性にとってみれば、恋愛と結婚は完全に別物で、
演じる自分も完全に別人になってしまったのかなぁと思った。

万年ヒステリックになってしまった彼女に、家族、親戚の問題などの問題が加わり
もはや離婚の危機らしい。

彼は
「彼女のことはすごく、すごく愛していたんだけど、
僕が結婚を決めた人はいなくなちゃったんだ・・」と寂しそうに言っていた。


そのぐらい彼女は別人になってしまったらしい!


ふうん。

・・大変だなぁと思った。



彼はぼやいた。


「女はいいなぁ・・」と。


なんで?

「女は自発的に子供を作ることができる。
いわば、タネだけもらえば、あとは男を捨てて子供を手に入れることができる。
でも、男にはそれができない。

結婚して子供ができて離婚しても、男は子供を母親から引き離して連れて行くことはできない。

女がうらやましいよ」


・・・・・・・・わたしはびっくりした。。!!


わたしはどちらかというと女は損だと思っていた。

だってだって、
たとえば、男と女、過ちで「できちゃった」として、
その責任は同等でも
産んでも産まなくても、痛い思いして、心も体も人生も傷つくのは女。

たとえば、結婚して、子供を産んで、その後お互いに問題が起こり、離婚するような事になったとして、
その問題の責任は同等でも
男は身軽に新しい人生を始められるけど、女はそうはいかない。
そのあとの仕事も生活も困難だ。

そういう女性をたくさん見てきたり、話をきいたり・・

それこそ、わたしが結婚にビビってきたポイントでもあった。

なので、彼の見解に、そんな見方もあるのね~とびっくり&なるほど、と。



彼は悩んでいた。

完全に子供を中心とした悩みだった。
しかも、まだ産まれても、宿ってもいない子なのだ!!


なんとかなんとか子供が欲しい。それに付随して夫婦関係が良くなるかもしれないし。

・・・・でも、それと同時に、もしこのまま問題が膨らんで離婚となったら
子供を連れて行かれてしまうという恐怖を背負うことにもなると悩んでいた。


そんなわけで、そんな問題を
日常から離れたここインドで1人考えてみたいと今回やってきたらしい。


っとにみんな人生いろいろあるのね~!
ってか、こんな男性の悩みは初めてだった。


ついでに、私も自分の心の悩みを軽く彼に吐き出してみた。


お互いになんの利害関係もしがらみもない見知らぬ人だから
気をつかわず悩みを言えた、、という感じでもあった。

そしてお互いに、その悩みから這い出れるような劇的な言葉を求めていたのかもしれない。

そういう意味ではお互いに同じ理由でここダラムサラにきたのだろう。


私は彼に対して何にもいいアドバイスはできなかった。
彼からも別に気の利いたアドバイスは何もでてこなかった。


でも、お互いにちょっと顔がすっきりしてたような気がする。


彼は
「君の勉強あんまり邪魔しちゃいけないから、ぼくは帰るね!」と席を立った。

そして、

「今日の僕たちの会話はきっと種だね。
 お互い今日蒔いたこの種の・・・・・いつか芽がでたらいいね!!」

そう言って笑顔で去って行った。



「種・・・」かぁ・・


彼はどちらかと言えば、寡黙で、
一言一言をちゃんと選んで話すような男だった。

きっと彼はいまままでこの悩みを誰にも言えずにきたのかもしれない。

そして
今日の私たちの会話は何もお互いの悩みの解決策を生み出せなかったけど
でも、何か解決に向けて静かに始動したと彼は感じたのかもしれない。
言われてみればきっと私も・・


そう、ちょうど、まるで受精したばかりの生命のように、、
                      ・・なーんて




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(回想終わり)

彼とはそんなやりとりがあったのです。

さぁ、話は今に戻ります。


その彼がまたこのカフェにきたらしい!
その情報に、
また彼にここでばったり遭遇してしまったような気がしてしまった!


そういえば、デリーからよく遭遇する男だった。
これが縁というものなのか。

「彼は一人だった?」

「うん、多分一人。何度かここにきてるのを見ただけで、話してはないから。」とにいさん。


彼はあれからどうしたのだろうか。
夫婦の問題が解決して子供を持つことができたのかなぁ・・


彼の人生にあの時蒔いた種の芽がでたのだろうか・・?


ふと、そう言えばそういうわたしはどうなんだっ?・・・・と考えてみた。

           種、種、たね・・・

あの時のあたしは人生に完全に行き詰まっていた。

でも、この村で
人間の純粋な心・人間のシンプルな生活・人間の原点みたいなものをみせつけられて
何かにとらわれてきゅーーーっとなっていた私の心が緩めらていった。

そういえば突然頭の何かが弾けたように,"仕事を辞めて海外にでる"ということを考え始めたのはまさにここダラムサラだった!!


わたしの種はそれか・・

それから紆余曲折、いろんなことがあって芽が出るまでに時間がかかったけど、

地球一周の一貫としてここに来ているこの今、


芽がでて、すくすく育っているではないですかっ!!



まあ、もちろん、地球一周の前に、自分自身の問題が根本にあったのですが、
それもしっかり芽ぶきましたね~。ハイ。


あとは、実は私にとっての種はもう一つあったことに気づいた。

それは、「子供」について。

どっちかというと、昔から子供も結婚も義務のように思っていて、
自ら子供が欲しい!!なんて強く欲したことはなかった。

自分が50ぐらいになったときに誰かと結婚して養子をもらうのもいいと思っていた。


でも、彼の話が、ずっとずっと心に残っていたのだ。

「女はいいな」と言った彼の言葉は
「女は損」的発想をしていた私の中で完全に種だった。

あれから意識していたからか、子供に対しての想いはすごく変わったのだ。

もちろん、もう女は損だなんて思っていません。
そんな素敵で貴重な体験ができることをありがたいと思っているし、
絶対に欲しいし、絶対に産みたいと思ってる。

誰とのどんな過ちだったとしても、きっとわたしは産むと言えるぐらいだ!w。

うん、女として、こんな気持ちをもてるようになったことはやっぱり大きな変化で
うれしく思うのだ。


およよ!
気がついたら、いろんな種を蒔かれていて、その種が全部芽吹いているではありませんかっ!

こんな彼との間接的な再会で、こんなことを思い出して気づいた。


なんか不思議な街だぜダラムサラ。・・

街全体がダライラマの慈悲のオーラに包まれているからだろうか。

それゆえに、彼も何度も足を運んでいるのだろうか・・


View From The Cafe  緑多いダラムサラ



うん、きっと彼の種も芽がでたに違いないっ! 
彼とはまたいつか会えそうな気がする。







今日も長編読んでいただいて大感謝です 

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